この記事を読んでつらつら思ったこと。
1,2,3は今まで言われてきた事なので、早く解決される出来事が起こらないかと祈っていますが、4,5,6はちょっと違うかなと。
4の中から引用
インターネットの特徴
Openであり、誰もが参加ができる
フラットかつスピードが速い
一つの巨大なプラットフォームに世界中から参加できる(距離の壁を越える)
この三つの特徴が何をもたらすのかというと、
世界中の人がつながり、問題解決のコラボレーションを促進する
階層がなくなり、事業や社会変化のスピードを上げる
人種、年齢、性別を超えて、実力のある人が富を手に入れることができる。(反面、Super competition を引き起こす)
繋がることは用意なのですが、コミュニティに入るのはネットでも敷居は高いかと思います。言葉ってやっぱり難しいんです。コラボが始まるには信頼も勝ち得ないといけないでしょうし。なので現実社会を動かすまでのインパクとってネット自体では起こりにくいと思います。
5から引用
インターネットの登場により、
コラボレーションが容易になったこと
知識量が増えたこと
情報発信ができるようになったこと
変化の速度が速まったこと
これはコラボしやすくなったとはいえ、実際にコラボしだすのは一部の著名人どうしだと思います。
知識量に関して言えば、取捨選択が個人にある以上は偏った情報の蓄積しか進まないだろうと予想します。それ以前に知識を取りに行く人って全体の何割でしょうね。2:8理論はやはりあるかなと。
そうなると6の議論なのですが、以上の理由によりピラミッドの頂点は更に高くそびえ、ネットワーク型と言っているのは実はピラミッドの底辺で、要はピラミッドの裾野が広く薄く広がっていくのかなと。
これらの根拠にしているのが日本だけでない海外での活字離れの話。
上善若水: イギリスでも読書離れ。
漢字の書けない日本人 英語のかけないアメリカ人
つまりは読まないんですよ。幾ら参考になるような情報があったとしても。
小難しく堅い話よりも有名人のblog読んで共感していたいし、可愛い店員さんが始めたFacebookやTwitter追いかけている方が楽しいんですよ。
そうなると勝ち組にだけ有利になっていく・・・と思うんですね。つまりは2:8位の割合で情報から何かしらを勝ち取った人と、そうでなく日々過ごす日と分かれるだろうと。
それから、起業したとしてアメリカならガッツリ買収されピラミッドに吸収されるイメージ強いですし、日本だとスタートアップしにくいのかなと。
それから今後はどんどん初期資金もかさむようになると思うんですよね。なのでインターネットが若くて自由だった時代から息苦しい世界へ移行していくんじゃないかなと思っています。明日も明後日もGoogleで検索して、Facebookに予定を告知して、死ぬ間際に「もう駄目かな・・・なう」なんてツイートして・・・それがiPhoneでって楽しいかな?
Web3.0が意外と早くあって今のインターネットのあり方が変わるモノが出てくるんじゃないかなといった期待感はあります。大きなピラミッドになりつつあるGoogleやらAppleをひっくり返したいならそういう未来を創造しないといけないと思うんだけど、狙っている人達がまた今までのピラミッドに取り込まれるってのはあるかもね。
やっぱりGoogleまでもが携帯始めた辺りから、ちょっとインターネット企業っていうのが違うものになってきてて、ちょっと今までのネットビジネスとは違うよねって最近は思います。Amazonもそういう性向あるかな。
どこかで独占禁止法で分割されない限りはGoogleが一つの世界になりそうです。
そこで7つめの話ですが、提供企業が寡占化したら、サービスなんて起こらないよね。そういう企業が出来つつあるかなって思ってます。競争を煽るだけの人達も多いですが、競争の行き着き先は淘汰による独占が控えてますから、もう少しバランス取らないと行けないんじゃないかな。
そんなことをぐだぐだ考えてみました。
ちなみに最近ではマンガも読めないって噂になってましたね
漫画を「読めない」子どもが増えてる。間を想像して話を読み進めることができない - Togetter